NEWS & BLOG, 2022 - 3rd part

July ---- December, 2022

日々のメモ 20221224

2022.12.24-sat


2年くらい前に作品を購入してくださった方からメールを頂き、「毎日見ても飽きる事なくその都度新しい発見があり、心に響くものがあります。」と書いてあって幸せいっぱいになった。


特に作品と作品のあいだの時にはとても励みになります。


秋ぐらいの星占いでは。

もうすぐあなたの試行錯誤が実って光に包まれるでしょう。みたいな事が書いてあって、お!もうすぐだなと思ってたのに、今月になったら、来年の2月くらいまではじっくりモノにしないと後悔するテーマに出会うでしょう。に変わってて、時期が伸びたし、テーマももう出会ってるし、中の人変わった?って思ったら、同じ人だったよ。。。


これは、まあ、詰めを甘くせず、納得するまでやりきりなさいという事だと思って。 


いつの時も自分の気が済むまでやる。

日々のメモ 20221120

2022.11.20-sun


フィギュアスケート。

りくりゅうペアの『恋の始まり』感がとても良い。

愛の物語じゃなくて恋。


始まらなくてもいいけど、いやいややっぱりここから始まってほしい。


リフトは真っ直ぐに風を受けて迷わず進んでいく気持ちが表現されていて、繰り返し映像を見ては妄想している。


少しずつではあるが、結果が出てきて評価が固まりつつある選手がスポンサーに悩んでいるのを見ると、こういう時に世の中は少し不公平だし理不尽だなと思う。友野選手の『これからは自分の強さに向き合って行きたい』は力強く良い言葉だと思った。


オリンピックや世界選手権で表彰台に登るようなトップクラスの選手たちが、まだ使っていない筋肉があって合宿で筋肉痛になったという記事を読むと向上心は大切だなと思う。


​写真に置き換えると、他の分野の美術に比べて作品の売れなさから、写真には可能性が無いという声もたまに聞くが、私はそう思わない。可能性はこれから。まだまだ試していない事は沢山ある。引き出しを一つずつ開けて行けると思うと楽しみしかない。

日々のメモ 20221022

2022.10.22-sat


パワハラとかモラハラという言葉が出てくる前は、厳しいけど本当の事を言ってくれるくれる業界のおじさんやお姉様方は沢山いて、私も若いうちに色々なアドバイスを頂いて凄く助かった。


なんとか写真家として名乗れるだけの経歴が出来たのも、この方たちのおかげだと思う。


だけど、同じ事をアドバイス出来るかというと、私は難しい。



私が20代の頃は作品がある一定以上の評価を受けないと話題にもしてもらえなかったのが、SNSが発達した現代では先に有名になったり話題になったりする事ができる。


世の中には、経歴や実績を積み重ねるのが先でも、話題になるのが先でも、盛り上がったらなんでも良いという人はとても多い。


故に、本人の本気度が分かりづらくて。みんな写真家になりたい作家活動したいって言うし、覚悟はあると言って相談を受けた事もあるが、真面目な返答は望まれてない事も多く中年にはよくわからない。。。



だから、先日のツイッターで書いたように、何事も言い難い令和の時代にきちんと言葉で表してくれる方がいる事は素直にありがたいなと思う。


趣味で楽しんでいる方に、『自分でも撮れそう』と言われても特に。もし言われたら、誰かの写真じゃなくて自分の撮った中から好きな写真を見つける方がステップアップの近道ですよ。と思う。


でも、同じ事を自分より年上だったり有名だったり、60代の私の親に近い年齢の写真家の方に言われると、正直に言って虚しさしかない。半分くらい呆れてもいるけど。



作品同士を比べるのは、作家ではなく評論家や選ぶ側の仕事。誰かと比べて上手いとか同じくらい撮れるとか比較して作品作りをするよりも、自分の好きな物を突き詰める方が、作品が独り立ちして世界が広がる。


​写真家は選ばれる側だから、評論家や選ぶ側の考え方に染まらないように気をつけないと。と思っています。

日々のメモ 20221016

2022.10.16-sun


昨今のニュースとか見てると、規制緩和や雇用流動も行き過ぎると、ただの素人量産になり事故や問題を誘発してしまう。だからリスキリングって事なんだろうけど、ショートカット思考の人に教えるのって難しそう。。。


技術は決して裏切らないから、時間をかけてでもしっかり取得すべし。

という思考を若い時から身につけるべきでし。

と、中年は思います。


色んな年代の人の話を聞いていると、特に手に職系は、趣味なら幾らでもやりたいけど、職業として本業にしてまでやりたい人はなかなか育たないらしい。出来るようになるまで辛抱強く我慢が出来ないらしい。。。


​写真も、特に作家業の人は自分も含めて大変だけれど、きちんと職業として成り立たせるように頑張らないと、その分野自体が無くなってしまう。


賞を頂いたり、美術館で展示させて貰う事も経歴としてとても大事だけれど、プリント作品も買って貰えるようにしたい。


コツコツと頑張るしかないし、引き続き作品作りを頑張ろうと思います。



録画しておいた吉沢亮くん(顔が美しくて好き)の連ドラを見る。


現在は無医村地区になってしまった地元を重ねながら、北海道ほど広くはないけれど、似たような場所で育った自分としては、よく無事に大きくなったなと思う。


静かだけれど良いドラマだ。

日々のメモ 20221008

2022.10.08-sat


バスに乗り遅れるな的発言する人には、『お先にどうぞ、後から参りますので』と返すのがスマートで良いと聞いて、妙に納得した。


確かに、そうやって煽るタイプの人は、みんなが乗ってくれないと後に続いてくれないと自分が困るという人が多いので、乗り合いバスには先に出発してもらい、失敗も成功もしっかり対策した上で、後から個別に手配した車で、ゆっくり確実に道を進むといというのも一つの手段だ。


自分はというと、団体行動が先ず持って苦手なB型なので、圧倒的に後者の手段しか無いんじゃないのかなと思ってます。。。


オンラインストア、NEWS&STORYも更新しました。

sayurinaito.square.site

日々のメモ 20220904

2022.09.04-sun


木曜日にUTAGEを見ていて、最近の若い人は本当に歌が上手い人が多いなと改めて思った。


メロディーをあんなに素敵に歌うなんて。マリーゴールドもとても良かった。

川崎鷹也くんとHiroくんはしっかりと覚えました。


藤井風くんも素敵だし、一時期、Yamaの『眠れない夜に』もハマって良く聞いていた。

今の若い子達は夜をこんな風に歌うんだと。

そして、きちんと希望を感じるように歌えるならこの世代はきっと大丈夫、きちんと文化を繋いで行って新たな世界を作って行ってくれると思った。


若い子には絶望よりも希望を歌ってほしい。

切ない世の中だけど。


ヒゲダンとヌーだけではない。音楽界はとっても豊富。


自分のいる写真の世界はと言うと、新人を対象としている公募がどんどん終了しているのが少し寂しい。


私が20代の時には35歳までの公募展が沢山あった。

おそらく年間50~60人くらいは、例えグランプリを獲れなくても何らかの賞が貰えていて、写真家(作家)志望の人たちはみんなどれかに応募していた。

ノミネート式の賞と違って、決心さえすれば自分から応募出来るのが公募展の良いところだと思う。


まだまだコロナ禍は終わっていないから企業も大変だと思うけど、落ち着いたらまた新人を対象とした賞を作ってほしい。

出来れば個展形式。経歴だけではなく、実績として実力も付くし。

大きな規模でなくても。


海外へ行けば良いと言う方もいるけれど、誰もが出来る事ではない。

何よりお金もかかるし。

自分の住んでいる国で、母国できちんと作品が評価される事はとても大切な事だと私は思っています。

作品の評価を受けるという事は、続けて行く上で、糧にも励みにもなるし、ありがたい事だといつも思っています。


私は20歳の時に写真の道に進もうと決めて少し遅い方だけど。 


大学や専門学校で学ぶ多くの学生たちはみんな少なくとも高校生の時に決心している。

10代の時に、特にこんなに不安定な時代に写真の道へ進む事を決めてくれた若い世代が、30代40代になってもその先もずっと写真を続けられるように、第一歩となる新人を対象とした賞がまた増える事を望みます。

日々のメモ 20220828

2022.08.28-sun


先週でようやく歯の治療が終わって、ここ暫くの憂鬱で落ち着かない日々から解放された。

夏バテ気味で食欲も落ちてたけど、だいぶ元に戻ってきた感じ。


避暑地に出かけている訳でもないのに、いつの間にか日焼けをしていてびっくりだ。日傘を持っている右腕と、ぶらぶらしている左腕の色が違ってちょっとショック。


​6月ぐらいは、今年はワンピースとか久々に買っちゃおうかなとか思っていたけど、流石に、ずっと食事に行きましょうと約束していた方を誘うような状況でもないし、結局家でプリントに励んでいる。


でも、この状況で国内だけでなく海外にも出かけている方を羨ましいと思う気持ちは全くない。人は人だし、特に感染対策の違う海外に行こうという気持ちには全然ならない。


ひたすら、作品制作の試行錯誤と妄想力を鍛えている。

日々のメモ 20220731

2022.07.31-sun


こんなに再びの感染拡大期の最中に歯のかぶせが取れてしまい、歯医者に通う事に。あと2、3回はかかりそう、、。

棚の上から箱ティッシュを取ろうと思ったら、手を滑らせておでこ直撃でちょっと血が出るし、、、。すぐ止まったけど。 


もう踏んだり蹴ったりじゃー、と夫に言ったら、ポルトガルでうんこ踏んだ時よりマシじゃない?と返されてしまった。

確かに、あの時は街中でうっかり踏んでしまったり、あと鳩だかカラスに頭の上にも落とされたし、、、。


まあ、おかげで運がついて、美術館で展示&収蔵になったから良かったけど。


こういう時はお家でなるべく大人しくしておこうと思う。


自分は作品作りに関しても、写真家として今後どういう風に進んで行くか、長期的な目標を立ててそれに向かって物事を進めるのは向いているなあと日々作品制作をしながら思っている。