# 光視症
47歳になりました。中年味が増す毎日です。昨年12月は、老眼に続いて後部硝子体剥離になりました。
暗い場所だと目の周りに玉ボケの様な光の症状が出るようになり、慌てて眼科へ行ったところ、「単なる老化現象で現時点では網膜剥離ではないし、そのうち慣れますよ。でも光の玉が桜吹雪状や滝状態になったら網膜剥離なので、その時はまた受診してください」と言われ、安心したような、そうでないような、よくわからない不安な毎日で、ちょっと疲れ気味でした。
でも、人間は少し時間が経つと前向きな気持ちになってくるから不思議な感じです。今がんばってる作品をきちんと仕上げて発表した後は、次の作品はこんな感じにしようと手法もイメージも出来上がってきて、まだまだこれからだ、池波正太郎も一番活躍するのは50歳前後以降だからね、よし、という気持ちになってきて、楽観的な性格で良かったです。
まあ、オールドレンズの玉ボケ具合を身を持って感じられるのも良い経験だと思って、マイペースで過ごそうと思います。
誕生日ご飯は、くら寿司にしようかと思ったけど、あまりにも寒かったのでお鍋にしました。それとバスクチーズケーキ。まずは、免許証の更新に行くために生え際の白髪を染めないと。中年を嗜むには、手間暇がかかる…。
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夫と一緒に、近所の天祖神社にお参りしてきた。
紅白を見て、自分で作った角煮が思いの外おいしくできて、丸餅のお雑煮を食べて箱根駅伝を見たり、散歩しながら近所の神社でお参りして、お守りも買って、おみくじも大吉だったのでなんだか言ってお正月を堪能しました。
神社で貰った神社暦を帰ってから見ていると、わたしの生まれ歳の四緑木星のページにも大吉のおみくじにも、色々良い事が書いてあるけど、共通するのは「浮かれるべからず」。そんなに浮かれポンチ()になるくらい2025年は良い事があるのでしょうか。まあ、何事もマイペースに頑張ります。
光視症になった左目は、変わらず。というか、私の気持ちが慣れてきた。ついでに、年末に買った中近両用の眼鏡にも慣れてきた。買った当日は違和感大で、自分の目の動きと脳が合っていなく、一昔前前のオートフォーカスのようでぎごちない。そのうち、スムーズにピントは合うようになってきたが、最新の視線入力の様に眼だけ動かすのはなかなか難しい。よってテレビを見る時は、眼鏡を少しズラすのが一番楽という、立派な中年仕草が身についてきた。プリントは手に取ってみるのが一番見やすい感じかな。
元旦から、プリントのスキャンを設定を変えつつ試す。今までのデータは今イチな気がする。結局、48bit、ドライバ補正、自動露出ON、鮮やかさは真ん中、が今のところベストかな。プリントとカラーチェッカーの白から黒の部分だけ一緒にスキャンして、ホワイトバランスとハイライト側の露出をスポイドで取って、トーンカーブの真ん中を気持ち上げる。これが、手数が少なくて済みそうかな。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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左目に後部硝子体剥離の症状が出ました。
暗い場所や夜だと、目の周りに玉ボケのような光が現れる。「目の周りが光る」と検索をかけると、網膜剥離の可能性があるかもと怖いことが書いてあるので、症状が出た翌日には眼科へ。
検査の結果は、加齢による後部硝子体剥離という症状で、網膜剥離には至っていない。徐々に症状は落ち着いてくるけど、もし、光の状態が桜吹雪状になったり、滝みたいに流れてきたら網膜剥離なので、その時はまた受診してくださいと言われる。
自分がすっかり中年になったのは理解したのだけれど、一番恐ろしいと感じたことは、網膜は痛みを感じることができないということ。症状に気付けばよいけれど。小心者なのでつい最悪の事を考えてしまう。
前向きで楽しい事を考えようと思っていたら、運の悪いことに、家用のメガネが壊れてしまった。すでに老眼なので、家用は外用に比べて視度を落としてある。外用だと見え過ぎて、家の中ではかなり疲れてしまう。ただでさえ、目の症状で気も滅入っているというのに。
後部硝子体剥離の症状をいろいろ検索をかけていると、どうやら、黒いなにかを感じるのが飛蚊症。光を感じるのを光視症というみたいだ。年老いた人の描写で、目の周りになにか飛んでいると、飛蚊症の症状が書いてある小説はたまに読むけど、光視症というのは、言葉自体も初めて知った。
オールドレンズの玉ボケ具合を身を持って知ったので、これもまあ良い経験か。そう思って、逆光の中を歩くと、ぶわーっとハレーションを感じる。Stray light。設計上意図しなかった光を感じるのも悪くないと思うことにする。
眼鏡は中近両用にすることにした。お気に入りのフレームも見つかったので注文すると、すでに年末モードなので、出来上がりは31日とのこと…。
なかなかスムーズに物事が進まないねえ。左目の反射を脳が感じているのか、右目にも同じ症状が現れているような気がする。目覚ましをかけずに寝ると11時くらいまで眠っていて、思ったよりも疲れているらしい。
私の作品はどちらかというと普遍的なものなので、こういう時に妙に焦ったような気持ちにならなくて済むのが、良いことなのかもしれない。新作はあとちょっとなんだけどな。でも、老眼と光視症になる前に気づいたことがたくさんあって。試行錯誤して自分で気付いたこと、データも知識もいろいろ貯まったから。それらは今後の私を助けてくれると思う。
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