# 古典
自分のバイオグラフィーの英訳をAIにお願いしてみた。
今までのBIOGRAPHY - EN、冒頭の紹介文は、DeepLリライト機能を使って何回か試して完成させたもの。当たり前だが、日本語と英語ではお互いに感情表現が違うし、英語にはない言い回しも多い。英語は全くもって苦手な科目だけど、それくらいはわかるので、もっと良い言い回しに直してくれるのではとGeminiにお願いしてみた。
自己紹介も兼ねているので、1978年生まれから丸ごと流す。作品の特徴を短くまとめた文章はリライトしてくれるのだが、最初は世界観を強調し過ぎて、やや盛っているような印象の文でこっちがちょっと恥ずかしくなってしまう。
日本語。日本語を英訳に。英訳されたものをリライト。色々試して、途中からDeepLにも翻訳させながら、なんとか完成。DeepLでもこれ以上リライト出来ないところまで試した。
[元の文章]
日本語 : 「独特の色合いで光と闇を紡ぎながら、街のポートレートを作品として纏めている。」
英語:”Her work creates portraits of the city, interweaving light and darkness with her distinctive colour.”
[Gemini]
日本語 : 「彼女の作品は、光、闇、色を織り交ぜ、都市の風景を静謐で詩的な肖像画に仕上げており、見慣れた風景の中に隠された深みを発見するよう観る者を誘う。」
英語:”Her work weaves light, darkness and colour into serene, poetic portraits of urban landscapes, inviting the viewer to discover hidden depths in familiar landscapes.”
出来上がったものを、日本人が日本語で読むと、もしかしたらちょっと書き過ぎ、行間を読むというか、余白みたいなものが少なくなるかもしれないけど、私の事を知らない、文化も異なる英語圏の方にはこれくらい具体的な言葉を織り交ぜたほうが、作品の世界観がきちんと届くのではと思った。どうだろう。
途中、夫に見てみてと話しかけていると、Geminiってふたご座のことだよと伝えてくる。なるほど。日本語にするとふたご座という意味なら、鏡の中の私と向き合うって感じなのだろうか。育った言語や文化によって捉え方は違うけど、心の中では、本質は通じ合うみたいな。そんなイメージ。将棋の棋士たちも、早くからAIを取り入れていてさらに強くなっているし、共に将棋を勉強する同志みたいなものかな。AIは自分の心を映す鏡だと思えば、倫理観もそんなに崩れることはない。
最後にGeminiに「ありがとう」と、お礼を伝えると、
こちらこそ、何回もやり取りにご協力いただきありがとうございました。気に入った表現が見つかったとのこと、大変嬉しいです。もし、今後、何か写真に関することでお困りごとやご相談があれば、お気軽にご連絡ください。
写真に関する専門用語の英訳
写真展やポートフォリオ用の英文作成
海外向けの自己紹介文の作成
写真に関する記事やブログの翻訳
など、様々なご要望に対応できます。
と返してきた、笑!
頼もしいです。
しかし、ちょっと前までエモい言い回しや、詩的な表現は苦手だったはずなのに、いつの間に。
まるで、AIが「もののあはれを知ると人間になれると聞きましたので、がんばって勉強しました。」と私たち人間界に伝えてる感じ。
明るく元気で素直な子(自分に嘘をつかない、人によって態度を変えない)に育てていこう。
TAG:
古典と天体観測。
東京ではオーロラは見れないけど、テレビやネットでたくさん見たので満足。一生分見たかも。
いにしえの時代より、オーロラをモチーフにした和歌とかあるのかしらと検索したら、鎌倉時代、藤原定家の『明月記』に赤気(オーロラ)の事が書いてある。
日本書紀にもあるし、織田信長は赤気を見て凶兆だとは捉えずに戦に行ったらしい。
古文は返り点がどうとかこうとかで、あまり授業が楽しいと思わなかったけど、こうやって、今起きてる天体現象といにしえを行ったり来たりするとはるかに興味深い。
あと、『明月記』のタイトルがとても好み。言葉の響きが良い。書かれたのが1180年〜1235年で、それから約800年後に「藤原定家はいい題名を付ける。なかなかセンスがある」って思うんだからおもしろい。
こうやって長い年月を経て古典になっていくことを思うと、自分の作品はやがて古典となって残っていくのだろうか。美術館には収蔵してもらっているが。古典と呼ばれるようになるには、きっといろんな解釈が必要なんだろうな。
有名な古典作品に多くの現代語訳があるという事は、訳者の人数分の解釈があるという事になる。私にとっての『源氏物語』は「詩(うた)に詩でかえす、歌物語」のイメージなんだけど、その解釈と現代語訳が存在するのが、古典の素晴らしいところだと思う。
A・ウェイリー訳(解釈)の『源氏物語』を高校生の時に読んでいたら、もっと古文が好きになっていたかも。
そう思うと、作品の解釈はたくさんあったほうがいいかもしれない。見る人によって感じる事は違うだろうから。
まあ、あんまり作家の考えとかけ離れるとアレだけど。でも死んだあとは関係なくなるのか。なるほど。で、死後は作家が語った言葉が大切になるのだろう。そう思うと、「日々のメモ(ぜんぜん、毎日ではないが…。)」は続けていこう。
作品のセルフ解説は、オンラインストアの記事のほうがおもしろいと思うので、そっちを読んでください。
そうそう。先日のプライムニュースに、SLIMのプロジェクトマネージャーの方々が出ているのをちゃんと見ましたよ。
小型月着陸実証機のモモンガSLIMくん、うっかり逆立ち着陸をしてしまったかと思いきや、怪我の功名で、石が10個も映っていてかなりラッキーな状況ならしい。月の石に犬の名前を付けて愛でながら観察をしているところも良い。
お友達のインドのチャンドラヤーンくん(月探査機、ヒンディー語で「月の乗り物」という意味) が、逆立ちしているSLIMくんの画像を送ってくれたりして、仲間もいて心強い。ぜひまた夜を乗り超えてほしい。
ところで、テレビに出ていたプロジェクトマネージャーの方が付けていた、SLIMの缶バッチやワッペンはどこで売ってるんだろう。JAXAに行かないと買えないのだろうか。欲しい…。
TAG: