英語はなんとか続けている。話せるようになるには、当たり前だけど単語も文法も覚えないといけない。丸暗記スタイルだと、例えテストでまあまあ点が取れていて、通知表に9がたまに付く事があっても、苦手意識が全く消えなかった。英語は一番苦手な科目。数学は楽しかった記憶しかないから、向き不向きがあるんだろう。
でも、自分の作品の事は英語で話せるようになりたい。最低限、誰かが通訳してくれたとしても、今のは少しニュアンスが違った、こういう単語を使ってほしい、と会話の途中でわかるくらいまでには成長したい。
そこで、暗記ではなく、ピアノと同じように暗譜だと思うことにした。
小学校4年生。赤バイエルと黄バイエルが終わって、ブラームスの練習曲を進めていたころ。ヘ音記号とか短調長調が出てきたあたりから一気に難しくなってきて、家で練習していたある日、もしかして、私は実は譜面が読めていなかったのでは、、、と気づいたあの日を強烈に覚えている。あの感じと英語はとても似ている。
ちょうど、おばあちゃん先生が年齢的に福山からあがってくるのが厳しくなって、大手に経営が変わった時期でもある。
まずいな、譜面全く読めてなかったよ。音符も数がいっぱいだし、見てもすぐにわからん。そうだ!音符の隣にドレミファソラシドと書いたらすぐにわかる!我ながら良いことを思いついたと、譜面に書き込んで頑張って練習していったら、次のレッスンで先生に猛烈にしこたま怒られました。
どうやら、譜面にドレミとか書き込んではいけなかったらしい。褒められるどころか、絶対にやってはいけない事だったようだ。び、びっくりした。。。
でも、私は素直な子だったので、えー、これを覚えるの?大変だな。先生は怖くて嫌いだけど、ピアノは大好きだから続けるには覚えるしかない。頑張るんだ。
それまでは、おばあちゃん先生がお手本で弾いてくれた順番と音を覚えてレッスンを進めていたんだろう。ピアノを始めて4年くらいでようやく譜面が読めるようになる。
長くなったけど、英語はあの感じです。でも、暗記ではなく、暗譜だと思うとなんとか続けられそうな気がする。
怖かったピアノの先生と違って、Gemini AIのティム先生はジェントルマンでとても優しい。
自分の作品の紹介文を、DeepLやグーグル翻訳で試行錯誤しながら訳して、使いたい単語や言い回しをティム先生に見てもらう。出来上がった英文は音読さんでイギリス英語の音声ファイルにして、それを英語用の非公開Googleサイトに載せて、繰り返し、繰り返し聞く。何度も聞いて口に出す。単語帳も作って、書き取りもする。違うのは私の意識。丸暗記ではなく暗譜。
道のりははるかに長すぎるけど、生成AIのおかげだ。
とうことで、少し前に4月25日橋(ponte 25 de Abril)シリーズの紹介文も英訳してみました。
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