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ハチミツとクローバー

4/30/2020

 
本の紹介5冊目。

『ハチミツとクローバー』第6巻/全10巻、羽海野チカ著、集英社
『3月のライオン』第1巻/最新刊15巻、羽海野チカ著、白泉社

多くの方が読まれているので、皆さんそれぞれ好きな場面があると思います。
私は、ハチクロは第6巻。
竹本くんが作品制作で葛藤するはぐちゃんを見て神様に
「やりたい事があって泣くのと、みつからなくて泣くのではどっちが苦しいですか?」と問うシーン。

ライオンは第1巻。
将棋をやめると言った自分の息子に対して幸田のお父さんが
「自分で自分をメンテナンス出来る人間しか、どのみち先へは進めなくなるんだよ」と零くんに冷静に告げる場面です。
私にとって羽海野チカの漫画は、
時にポエティックで、
そして、心を真っ直ぐにしてくれる哲学書のように感じる時もあります。
登場人物も含めて好き過ぎて語るところがいっぱいあって
困ってしまう幸せになる本たちです。
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beach

4/28/2020

 
本の紹介、4冊目。

Photobook『beach』Tim Hixson,  Bangalley Press.

ホルガというカメラで撮影された、
オーストラリアの海辺の風景やビーチに集う人々の写真集です。
現地に行って初めて存在を知ったシープールの写真が好き。

今から20年程前のアシスタント2年目の夏。
それまで貯めたお金にアシでも貰えたボーナスを足して、
シドニー近郊の街で1週間程のホームステイを申し込みました。

写真集は、滞在先のママさんが連れて行ってくれた海岸沿いの本屋で購入しました。
確かその日は雨が降っていた記憶が。

この写真集で初めてホルガの存在を知りました。
最も20年前は日本では有名でなく誰も知らなかった…。
手に入れるのに結構苦労しました。
その割には何年も使いこなせず、
自分の頭の中にあるイメージが出来上がるまで随分時間がかかりました。
でも近道しなかったから良かったのかも。

一年間、このカメラで多摩川の写真を撮り溜め、
コニカミノルタ主催のフォトプレミオという若手の写真家支援の公募に入選。
初めての個展に繋がりました。

表紙に写真が入っている訳でもないし、
この本の写真家の方の名前も存じませんでした。
でも、なんだかよくわからないけど気になってなって惹かれて。
​
全くの偶然の出会いの写真集ですが、
私にとっては、作家活動の始まりの大事な一冊です。
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日の名残り

4/26/2020

 

本の紹介、迷いに迷った3冊目。

『日の名残り』カズオ・イシグロ著、土屋政雄訳、ハヤカワ文庫

日本ではドラマにもなった『私を離さないで』の方が有名だと思いますが、
私は断然こっちです。

いわゆる執事モノですが、
主人公のスティーブンスは、私の中の世界三大執事に入っております。
(『日の名残り』のスティーブンス、『3月のライオン』の花岡さん、…、
あと一人は決めきれないっ。)
愛すべき紳士です。

同じような匂いのする『モスクワの伯爵』も大好きです。

1ページ目から私はこの人の物語が好きだ!
良い本に出会えたという印象が裏切られる事なく、
最後まで楽しむ事が出来た一冊です。

翻訳された小説で好みの物に当たると、私は著者が好きなのか、
訳者が好きなのかわからなくなる時があります。
きっと自分の国の言葉に訳してくれる翻訳家の方がいるからこそ、
その物語は普遍的な物へとなって広がって行くのだろうと。

​翻訳家の力量が素晴らしいといつも感激しております。
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ちきゅうはまんまる

4/24/2020

 
本の紹介、2冊目。

『ちきゅうはまんまる』ゲンナージ・ツイフェロフ原作、
宮川やすえ訳、多田ひろし絵、旺文社

小学生のころ、
我が家はどれだけ駄々をこねてもおもちゃをなかなか買ってくれないお家でした。
でも、本は買ってくれました。
ティーンズハートもコバルト文庫も、明星もピチレモンもなかよしも、
本だけでなく雑誌もたくさん買って貰いました。
『ちきゅうはまんまる』と『手ぶくろを買いに』が大好きでした。

それから、
うちの小学校は給食の時間に10分くらいの物語が毎日放送で流れていたのですが。
さとうきび畑に大雨が降って、カンカン照りのとうもろこし畑に流れて、
二つが合わさってポップコーンになるというお話を、
美味しそう!と毎回楽しみにしていました。

読書感想文に選ばれ、
とっても緊張しながらみんなの前で発表した事を覚えています。
なんで、私?と長い間思っていたのですが、
この本は選定図書だったのか…

私が持っているのは、くじらバージョンですが、
3頭の像バージョンもあるらしく、
いつかもう一種類の方も見てみたいです。
​
きっと私の旅の原点は、この本だと思っています。


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ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

4/23/2020

 
コロナウィルスの自粛期間中、
読書文化の普及に貢献するため、好きな本を紹介していきます。
という企画に参加しました。

1冊目。

『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』上下巻
リチャード・アダムズ著、神宮輝夫訳、評論社

私は高校生の時から実家を離れ、
結婚するまで人生の半分近く一人暮らしをしてきました。
でも、一度も寂しいと思った事がないのは、本のお陰かも。

久々に読みたくなって、2、3年前に中古で買い直しました。
大人になると好みは変わると言うけれど、
高校生の時の感覚と変わらず素晴らしくてとても嬉しくなりました。

人や場所は変化してしまうかもしれませんが、
物語は裏切らない。
心の拠り所にも糧にもなってくれる。
改めてそう思った一冊です。

印刷の文字が小さい!
​昔は、2段組みとかよくあり、読み応えたっぷりでした。

うさぎ達の住む野原が開発される事になり、
新たな地を求めて旅が始まります。
なにかあった時にいち早く危険を察知できるか、
そして誠実に勇気を持って行動できるか。
ちょっと今と重なりますね。

この期間にもう一度、読み直して見ようと思います。
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マスクとラップクロス

4/22/2020

 
日頃からお休みの時は、
本を読んだりプリントしたりお家にいるのが大好きなので篭るのは平気だけれど、
新型コロナウィルスのニュースを毎日見ていると、
やっぱりストレスを感じないわけがないです。

こんな不安な時は、
子供のころから趣味の手芸で無心になって手を動かすべし。
という事で、立体マスクとカメラを包むラップクロスを作ってみました。
マスクのアラベスク模様とラップクロスの白い刺繍が入った布は、
新婚旅行で訪れたポルトガル・リスボンで購入した生地を使いました。

私は一年中マスクをして寝るので、
プリーツタイプより立体の方が鼻の頭にテンションがかからなくて快適かも。
立体タイプは余り布が出るので勿体無いと思っていたけれど、
私の顔にはこの形が合ってるようで、これでようやく快眠できそうです。

丸い方が口の周りに空間が出来て寝る時には良いけど、なんとなく動物っぽい。
私が付けるとタネキみたいになってしまうので、
外出用は丸みをすっきりさせてみました。
なかなか満足。

ラップクロスは、
また旅に出かけられる穏やかな日々が早く訪れたらいいなあと思って作りました。
でも、暫くはじっと我慢。
それまではプリントを頑張ろうと思います。

作品制作はやっぱり時間がかかるので、
たまに無性に手芸がしたくなる時があります。
手をひたすら動かしていけば完成するので、割と短期間で、
まだ私は最後までなにかを作る事ができるんだと少し自信になります。
現実逃避とも言うけど、笑。

新婚旅行の思い出の布なのに、
夫には「おっさんには可愛くて恥ずかしい…」とお揃いを拒否られました。笑。
余ってる晒で良いそうです。
でも、無心でひたすら気が済むまで手を動かしたので、すっきりしたかも。

再び作品作りをしながら、
息抜きしたくなったらマスクを作ったり刺し子をしたりして、
巣篭もり生活を乗り切りたいです。
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それから友人知人が少ない私でも
『落ち着いたらご飯を食べに行きましょう券』が3枚程溜まったので、
それを励みに頑張りたいと思います。
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