昨年末くらいに話題になった、藝大入試の問題がとても興味深かった。
共通の課題には面接で説明する機会があるが、もう一つの、自分で考えたテーマにはその後に控える面接でも説明の機会は与えられていない。 他者から与えられた題材に対して、解釈の違いを表した絵には言葉が必要だが、自分で見つけた題材には言葉は必要ない。絵だけで表しなさい。 入学後、課題をこなして行くには解釈の違いと言葉は大切だと思う。 でもそれとは別に、大学入試時の10代後半で、自分の描きたい絵がしっかりと決まっていて支える技法も身に付いていなければならない。 そこを重視するなんて、さすが藝大だなあと妙に感心してしまった。 |
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8月 2024
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