実家に帰った際に中学の通知表を見て、自分でも意外だったというか、すっかり忘れていた事は、2回も学級代表をしていた事。
1回目はよく覚えている。中学1年生の一学期。B型ゆえに、つい身も蓋もないことが口から出てしまう私の性格を知っている友達に、「さーちゃんだったら、上級生にもきちんと意見を言ってくれそう」と推薦され、学級代表を引き受けた。 意外なのは、ニ年生の時の2回目。持ち回りだったのかもしれないが、通信欄には「クラスのリーダーとして何事も真剣に取り組むことができました。やる気満々のその姿はたのもしく、他の人をもやる気にさせてくれます」と書いてある。自分でもびっくりだ、笑。 他にも、社会の科目では「授業を引っ張っていってくれるリーダーです」と記してある。益々意外、笑。 今の自分は、ひとりで試行錯誤するのが何よりも至福と思っているので、リーダーとかしていたのかと思うと、はー、へー、ほー、意外だねーとか思っちゃう。 でも、これで気が済んだのではと思った。 作品作りもそうだけど、私は気が済むまでとことんやる。やらないと自分の気が済まないし。で、気が済むまでやると、次の新しいことが始まる。興味の対象が移る。それを繰り返す。 まあ、誰しもリーダーになってみたいというのはあるだろうし。でも、先生の評価とは別に、根本的に私は人をまとめるとか、そういう事が向いてるとは自分でも到底思えない。 少女漫画でも、「◯◯くんの事、好きなの…」と周囲に打ち明けて周りを動かすようなタイプとか、優等生のフリをしてみんなを巻き込んで帰りの会的な糾弾をするタイプとか、本当に共感できなかった…。 人を動かすんだったら、自分ひとりでやる。その方が早い。 「人は、三人集まれば派閥や宗教が始まる」という言葉もあるから、人の考えを整理をしてまとめ上げるのは大変というイメージが強い。向いてる人にお任せしたい。 でも、それなりに頑張ってたのね。ふふ。通信欄のコメントを見ると、私は、明るく楽しく、そして自分に素直な学生生活を送っていたようだ。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2024
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