NEWS & BLOG, 2022 - 1st part
january ---- May, 2022
日々のメモ 20220327
2022.03.27-sun
表現というと、どうしても物語の主人公を想像しがちだが、音楽を解釈しスケーティングを軸とした身体表現、大きく分けて二つあると思う。
ボレロは難しい。、。
3/4拍子。
後半に向けて徐々に盛り上がって行く。
終盤は、疲れが出てくるのに更に盛り上がらないといけない。
推しプログラムが名プログラムになって嬉しい。
自分が目にする物全てから影響を受けるとすれはすれば、心を動かしてくれる作品は自分で選びたい。いい年の中年になっても、素直に感動出来るのは良い事だと思う。
週一回くらいのペースで、ブログを更新するのが自分に無理がなく続けられそう。オンラインストアも。
https://sayurinaito.square.site
今日の写真は『Greenery in the darkness - 11』。
今週は寒かったけど、今日は朝から空気が柔らかくなってきた感じ。光に包まれたい。光の粒を感じたい。
日々のメモ 20220319
2022.03.19-sat
台湾の友達が、地震は大丈夫だったかと連絡をくれて、コロナと世界情勢が落ち着いたらまた会おうと約束した。台湾に行ってパイナップルケーキを思う存分食べたい。
いつになるかわからないけど、こういう不安定な世の中になると未来の約束があるだけでささやかな楽しみが生まれて、心を落ち着かせてくれる。
東京も随分長い間揺れたので、またエレベーターが止まってしまうのかとドキドキして地震が起きた夜はあまり寝れなかった。
以前の地震の時にモニタがぐらんぐらん揺れていて、これではいつか倒れてしまうかもと心配して、耐震ジェルシートをモニタ台との間に設置したらかなり効果があった。震度4くらいだとまだ余裕がありそう。
あと8年くらい前に作った自作の棚が思いの外頑丈でビクともしなくて、地震が来る度にちょっとだけ誇らしい。
今日の写真は、『4月25日橋−18』。
新婚旅行で行ったポルトガル。夫は新婚よりも撮影したい私に付き合ってくれた。
当時はロンドン経由ですごく疲れた。パリ経由の方が時間のロスが無くて良い。週一の直行便が出来たけど今後はどうなるんだろう。
世界は近くなったり遠くなったりしながら、歴史が出来ていく。
美術史
2022.03.13-sun
干支一回り前の30代前半の頃、もう一度、美術史を勉強し直して感じた事は、やっぱり自分の好きな事をとことん突き詰めて行こうと改めて思った。
近代以降、特に現代になってから数年置きにいろんな派閥が生まれるのを見て、これは個人が自由を得て好きな事を表現出来る時代がやってきたのだ。と思った事を覚えている。
私の好きな画家はターナーなので、1800年代、写真が生まれた時代の読み物が楽しい。(ターナーの映画もオススメです。)
美術史から入って、年代を大まかに照らし合わせながら写真史と行き来するととても面白い。
『Once in a Blue Moon』はロンドンを中心に撮影したが、ターナーが愛した近郊の港町、マーゲートの風景が何枚か入っている。
ロンドン最終日、テートブリテンの常設展でターナーを見て、改めてその国や街を知るには美術館は大切だと思った。(大英博物館に収蔵されている美術品の歴史も外せない)
だから、体系立てて勉強ができる美術館に躊躇なく訪れる事が出来る日が待ち遠しい。
写真は『Once in a Blue Moon - 97 page』。
このシリーズ唯一の生き物。ロンドンと言えば民家に現れるリス。撮影初日に、きちんと撮れたと確信できた偶然の風景に出会えて、ここから物語は始まって行きました。
傾斜台
2022.03.06-sun
長年の腰痛と肩凝りの悩みに対処すべく、傾斜台を作ってみました。
角度は10度。
背筋が伸びて良いです。
健康で長生きして写真を続けたい。
40過ぎると、地元の友達と健康の事しか話してない。
自分は特別に手先が器用だとは思わないけど、ちょっと便利なものが欲しいかもと思った時に、簡単に図面を作ってささっと木工作業ができるくらい手が動くタイプで良かったと思っている。
最初は奥行き45cm、ゆとりのある傾斜台にしようかと思ったけど、自分の肘から手先までの長さを見て奥行き35cmにして正解だった。
キーボードが一段上がっているのは、単純に同じ高さで手前に物(メモ帳やタブレット)があると邪魔だから。段差をつけると煩わしさが減って、手前においてもストレスがないです。
今日の写真は、『Once in a Blue Moon - 80page』。
今年こそは穏やかに桜を愛でながら、写真を撮りに行きたい。
日々のメモ 20220226
2022.02.26-sun
マイナポータルはクロネコメンバーズのように、読み込む度に「ンニャ、ニャ、ニャ!」と音が出たりして欲しい。
或いは、福山雅治が「マイナポータルへようこそ」って言うとか。そうすると頻繁にしなければならないログインも楽しみになる。
生命保険を連携しようと思ったら、証書を発行してもらうのに3日くらいかかるとか、例年通りにした方が早いのでは?と何回も考えたけど、写真家を死ぬまで続けようと思ったら必要なこと。
今年は絶対マイナンバー方式で申請すると決めて連携を頑張った。これで来年からは楽なはず。毎年思うけど、確定申告が終わると晴れやかな気分。素晴らしい。
オンラインストアを色々カスタマイズしていたら、フォントが元に戻らなくなり、サポートに連絡したら、一番早い復旧方法は新たにもう一度作ること。とアドバイスを受ける。泣
見辛いのは嫌なのでもう一度作り直した。商品データは登録してある。読み込んで整えるだけなので、意外に早くできたけれど。
マイナポータルもそうだけれど、色々と手間がかかって行ったり来たりのような日々だった。でも、これで楽になるはずと思って頑張っている。
誰かに何かを質問するためには勉強しなければならない、これは一生続いて行くのだと思って頑張るんだと自分に言い聞かせている。
日々のメモ 20220217
2022.02.17-sun
「年齢なんて関係ない」とよく言うけれど、オリンピックを見ていると、10代の時から覚悟を決めた若い世代に贈りたい言葉だと思う。
若いとか年齢なんて気にせず、チャンスを掴むんだと声をかけたい。
難しい状況が続く中、日本の選手は折り合いをつけてよく頑張っている。
素直で明るい子が多いのも嬉しい。
歳を重ねた人は年齢を言い訳にせず、挑戦を続けていくから更に素晴らしいのだと思う。
そして、歳を取ると涙脆くなるというが、私はオリンピック毎に確実に泣く回数が増えてきている。
日々のメモ 20220208
2022.02.08-tue
3回目のワクチンを打ちました。
前回の悪寒から始まって38.9度の熱を出して1週間くらい引き摺った事を思うと、今回ははるかに楽でした。37.9度、頭痛と関節痛くらいで、3日後には、「なんで左腕に違和感があるんだっけ、そうそうワクチン打ったんだった」くらいになるまで回復しましたよ。あとは抗体ができるのを待つだけ。
オリンピック、フィギュアスケート。
いくら表現力があると言っても支える技術がないと得点に結びつかない、このスポーツが好きで長い間ずっと見ている。写真と違って完全に見る立場なので、写真よりは解説できるし、点数もだいたい当たる。
私は毎年、推しプログラムで応援しているので、今回は宇野昌磨選手の「ボレロ」が楽しみ。
羽生選手は別格。今日は残念だった。
でも。
氷の神様は嫌っていない。新たな才能に少しの間、心を奪われてるかもしれないけど。
発表された、フリーの構成が美しい。アクセルで始まってアクセルで終わる。
自分の為に頑張ってほしい。
前回大会の時に、中国の解説者が漢詩を用いて最上級の言葉で素晴らしさを表現してくれたように、世界中が待っている。
だけど、自分の為に滑ってほしい。
日々のメモ 20220128
2022.01.28-fri
Adobeのコードを引き換える。
PhotoshopとLightroomだけではなく、IllustratorもIn designも使うし、BridgeはコンタクトシートをPDFで作るのに便利だし、スライドショーを作る時にはPremiereを使うし、という事で、もう何年もCreative Cloudを更新している。
デジハリのオンラインスクールで購入するとお得。
もう24年くらいPhotoshopとか使っているから今更、代替のものにするのもちょっと面倒だし、MacとAdobeは写真を続ける限りずっと使い続けるだろう。
で、あと50年くらい写真を続けるとして、デジハリ版39,980円×50年=1,999,000円!
200万円!
もうちょっと安くなってほしい、、、(泣)
オンラインストアのNEWS&STORYも随時更新しております。
作品を見ながら、そちらも見て貰えると嬉しいです。
日々のメモ 20220124
2022.01.24-mon
頑張る方向を間違えない。
近道をしない。
焦らずじっくりと、自分の道を行く。
(2020/3/16 ツイッターより)
再び感染拡大期。どうなるかわからないけど、今一度自分に向けて。
写真は、2014年にロンドンに行った時、街中で偶然見かけたお気に入りのシャツ屋さん『CHARLES & TIRWHITT』。
ここのシャツが好きで着心地が良くて、4枚で100ポンドセールの時によくお取り寄せしていた。今は女性ものは扱わなくなったけど。
安全に旅に出かけられる日が早く訪れると嬉しい。
アーカイブ用に、EXHIBITIONのDMをまとめ中。作ってもらってデータになってないものもある。今後は、必ずデータをもらうように心がけようと思う。
44歳
2022.01.16-sun
44歳。また一つ歳を取りました。
1/16生まれの著名人に写真家の東松照明さん(b.1930-2012)がいらっしゃる事がわかり、かなり嬉しい。血液型がもし同じB型だったら更に嬉しい。写真はT型ではないけど。
誕生日プレゼントは、夫が実家の防湿庫から持って帰ってくれた、キヤノンのFDレンズたち。ロゴがかわいい。
2019年秋に久しぶりにどうしても新しいカメラが欲しくなり、EOS RPが我が家にお越しになったのに、大してどこにも行かない内にコロナになってしまった。
早く好きな時に好きな場所に写真を撮りに行ける日々が来てほしい。
毎年、誕生日を迎えると今年こそはSNSをマメにと思うのだけど、写真以外は怠惰な人間なので基本的にあんまり向いてない。
でもアーカイブも兼ねて、今年こそはたまにはブログを更新してホームページやオンラインストアを充実させようかなと思っているので、
たま~に、私のサイトを見て貰えると嬉しいです。
https://sayurinaito.square.site
夫に、君は『写真と食べ物』の話しかしないねえ。とよく言われるので、
今年も写真とご飯の事だけ考えて過ごしたい。
日付と時間
2022.01.10-mon
整理をしようかと思って箱の一つを開けたら写真集の見本が出てきて、コピー用紙に日付と時間が入っていて、当時の想い出がばーって蘇ってきた。
何年か経って見直すと実にエモくて良い。これからコピー用紙とかも全部日付けと時間入りでプリントしようと思った。
写真集の構成は、毎回自分で必ず見本を作ります。
もちろん、組み合わせのペアの写真を選んだり、床に並べて全体を見たりもしますが、それは写真集作りの始まりの出来事に過ぎない。
本で全体を見渡せるのは、見開きの2ページです。
前のページの過去と、現在開いている見開き、そして次は何が来るんだろうと未来への想像で、物語は進んで行きます。
写真家が責任を持って、自分でする仕事だと思っています。
In designで写真を組んで、コピー用紙にプリントして閉じて実際にめくって、違和感がある所の写真を差し替えて、またプリントしてを、繰り返して行きます。
一人で黙々と作業出来る楽しい時間です。こういう時はB型で良かったと思っています。
でも、たまに誰かが話を聞いてくれると嬉しい。フムフムと話を聞いてくれる聞き上手の、装幀家の坂川栄治さんは亡くなっちゃったけど。
『Once in a Blue Moon』は私が作った見本(B4)よりも、少しだけ縦横比を変えた方が引き締まるという坂川さんのアドバイスはさすがで、坂川さんにお願いして良かったと本当に思いました。私では微妙な縦横比まで気が回らなかったから、勉強になった出来事の一つです。
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自分の作品と向き合う時間を繰り返して、積み重ねて、
一冊の写真集は出来上がっていきます。
2022
2022.01.02-sun
Stay Gentle.
穏やかな一年になりますように。