突然、ペンシルベニア大学図書館から写真集の所蔵依頼が舞い込んできて、
私の写真集『TRINITY』と『Once in a Blue Moon』を納品いたしました。 『4月25日橋』は冬青社から同時期に取り寄せ中とのこと。 セルフパブリッシング で刊行した、『TRINITY』と『Once in a Blue Moon』までお声をかけていただけるなんて嬉しい限りです。 サインを入れさせてもらって送りました。 海を越えて、アメリカの大学図書館に自分の写真集が所蔵されるなんて! 作品作りを続けていると、たまにこうして良いお話を突然いただく事があって本当に嬉しいです。 励みになります。 https://franklin.library.upenn.edu/bento?q=%E5%86%85%E8%97%A4%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A#gsc.tab=0&gsc.q=%E5%86%85%E8%97%A4%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A&gsc.page=1 そのうち、発注済みから閲覧可能になるでしょう。 1月は、日本はいろんな出来事が起こってしょんぼりしていましたが、この件で元気になってきました。 あと、しいたけ占いはなんだかんだ言ってよく当たる気がします。 ココハナ3月号、『銀太郎さんお頼み申す』第13話は能登の伝統工芸のお話。
着物と器を中心に、日本の歴史と文化が現代の視点で描かれている東村アキコの連載マンガ。 いつも、ちょっとだけ切ない。 偶然かもしれないけど、いや、おそらく地震発生後にネームを作ったんだと私は思う。能登の文化と伝統を大切にするんだという、優しくて強い意志が伝わってきて、ちょっとだけ泣いた。 震災で大変な時に、こういう表現の仕方があるんだなと思った。東村アキコ、さすがだな。 お話の中に「合鹿椀」が出てくるのだけど、もしかして、もののけ姫でアシタカが持ってた椀じゃない?と思って検索したら、やっぱり当たってた。一本歯の下駄を履いたジコ坊がアシタカにお粥をよそいながら、「ほう、雅な椀だな」のところで登場する器。 ちなみにうちの実家にある、漆の椀はどこのだろう。昔の家なので、黒の塗り(お葬式用など)と朱(お祝い事用)の椀が何客かある。昔は、結婚式もお葬式も家で行なってたからね。 箱になんて書いてあったかな。田舎なのでそんなに高いものだとは思えないけど、今度実家に帰った時に見てみようと思った。 46歳になりました。
クリスマス前に風邪を引いて拗らせてしまったので、今年は年賀状を出せずに失礼しました。頂いた皆さま、ありがとうございました。 昨年は、父がケガをして手術をした為、秋には農作業を手伝いに広島の実家に帰省したり、あとはマンションの理事になってしまったので、会合に出たり。 慣れない事を色々頑張って、一年の疲れが溜まっていたのか体調を崩してしまった。元気になったけど、目の下のクマが取れないのは中年だからと自分に言い聞かせてる。。。 でもコロナがあったので久しぶりに帰省出来て良かったです。 うちの田舎は未だに屋号で近所の人と呼び合うのですが、内藤家の屋号は「吉永」と言います。「吉永」で女の子が生まれたから「小百合」と名付けられました。。。なんと安直なのでしょう。子供の頃は、きちんと名前に込められた由来のある人がかなり羨ましかったです。 あと、30年振りに通知表のコメントを見たら、先生達は勉強だけでなく生活面もよく観察してくれてたんだなと妙に感心してしまいました。私は中学生から性格がほぼ変わってない。笑 【中三、1学期の通信欄】 「自分で計画し、実行できる意思の強さと行動力を持っています。不得意な事に対して粘り強く取り組めるよう今年の夏休みを利用して頑張ろう。」 と短い文書で、私の性格を実に的確に書いてあり、、。先生はよく見てるねぇ。ま、親もきちんとわかっていたみたいですが。 私の不得意なことは明らかに事務作業。。。 しかし、若い頃と違って定期的に領収書が整理できるようになったので、この時期にいつでも作品制作の事を考えられる幸せを私は手に入れましたよ。 1学年1クラス20人前後の山の中育ちだからかもしれないけど、先生達は個人をきちんと見て、見抜いてた。その上で色んな事を挑戦させてくれていたんだなと思いました。 新作が完成しつつあるので、今年は個展が開催できたらと考えています。 震災が起こって大変な一年の始まりとなりましたが、いつもと変わらず、読書を心の拠り所として粘り強く頑張ろうと思います。 たまーに、オンラインストアのNEWS&STORYも更新しています。 遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。
元旦早々、震災が起こってしまいさすがに動揺してしまいました。 2、3日は眠りが浅く、、、。 しかし、被災していない地域の私たちは、健康に気をつけて、医療リソースに負担をかける事がないよう、気をつけたいと思いました。 クリスマス前に風邪をひいて拗らせてしまったのも、回復してきましたし。目の下のクマが消えないのは、中年だからだと自分に言い聞かせよう。。。 落ち着いたら、我が家の防災用品も見直さないと。 こういう時、自分を落ち着かせてくれるのは読書なので、いつもと変わらず私は本と、そして自分の作品と向き合いたいと思います。 新作が完成しつつあるので、今年は個展を開催できたらと考えています。 できることを頑張ろうと思いました。 10月後半から11月にかけて、広島の実家に帰省してきた。 理由は後でまた書くとして、進学で街の高校へ行って一人暮らしを始めてから同じ県内だけど3日以上実家で過ごすことがなかったので、1週間余りも滞在するなんて実に30年振り。 無駄に大きな田舎の家なので、ちょっと寒くて上着を取りに行くのも広過ぎてやたらと歩かないといけないので面倒。やっぱり、狭くても東京の我が家が落ち着くわー。 なんて言ってたら、母が「子供の頃の成績表やら絵画とか全部取ってあるで」と来たので、自分の子供の頃とめちゃくちゃ久しぶりに向き合ってきた。 記憶通りの事もあれば、すっかり忘れていた事もあって。 国語よりも算数が好き。(これは合っていた。小学校6年の時点で、国語4、算数5) あとは、記憶よりも絵を描くのは楽しかったみたいで、毎年、広島県の絵画コンクールに入賞していた。 小3の時の、稲刈りの絵。 背景と同系色の人物を際立たせるために、点描画を施すという、なかなか秀逸な作品。 このアイデアは先生によるものなのか、自分で思いついたのかは記憶にはないけれど。構図も良く、余計な知恵がないので、伸び伸びして良い作品だと、母と盛り上がった。(ちなみにこのホクロの女性は母ではない。このおばちゃんは誰なんじゃ?全く覚えていない…) 母はまだ60代なので、終活はちょっと早い気もするが、いよいよ死にそうになったら、成績表と賞状、子供の頃の作文や絵画やらを私に渡してくれるらしい。 私の「旅」の始まりの一冊となった大切な『地球はまんまる』の読書感想文も保管してあったし、保育園の頃の連絡帳も残っていた。 |
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5月 2024
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